カテゴリー別アーカイブ: 鶴岡八幡宮

関東大震災の爪あと

今は鎌倉駅近くから八幡宮の前までしかない段葛ですが、元々はもっと海のほうから続いていました。そして離れているほうから順に一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居が造られていました。

1923年の関東大震災では鎌倉も大きな被害を受けました。段葛の鳥居も折れてしまったのですが、折れた二の鳥居は現在、八幡宮境内にある国宝館のそばに歌碑として置かれています。
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ちょっとわかりにくいですが、次の掲示板のある場所からよく見えます。
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さらに、どの鳥居の一部かはわからないのですが、本殿の右横から下へ降りる石段のそばにも鳥居の一部が残っています。
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流鏑馬

騎射で的を射る神事。神事なので台風が来てもやります。荒天のときは客席が空いているので良い場所で見られるチャンスです!

スタート時点です。手前から向こうに駈けながら弓を射ます。馬が待機している場所でもあります。以前にこの辺りで見学したときは、出発前にブリっと身を軽くしていくところが見られました。
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参道との交差点です。こちらに向かって駈けてきます。
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上の写真の位置から反対側を見たところ。本番のときは馬が脚を痛めないように土盛りをします。ほとんど片付けられてしまっていますが、この状態が流鏑馬道全体に処置されます。馬は張ってある紐の間を走っていきます。ご参考まで
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八幡宮近くのお店には、的中して割れた的が飾られているところがあります。

大銀杏

源実朝がおいの公暁に暗殺された際に、公暁が隠れたとされる大きな銀杏が大階段横に生えていました。階段の途中辺りでリスが枝を伝って顔を見せるので観光客の皆さんが喜ぶ場所でもありました。

残念なことに2010年3月に大風のため倒れてしまいました。残った根を隣に移し、もともと生えていた位置の根と合わせて親銀杏、子銀杏として再生させるべく手当てしています。
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向かって左が元の位置(子銀杏)

だいぶ老木なので生き返るかどうか心配ではありますが、大銀杏自体は何度か折れたことがあるらしいですし、銀杏は生命力が強い木なのでがんばってほしいです。ひこばえも出始めたので今年の秋はかわいい黄葉が見られるかもしれません。

なお、倒れた木の枝を細かく分けたものが近隣のおみやげ物店でお守りとして売っていました。

八幡宮 兼 お寺

大階段から舞殿方向を見おろしたところです。舞殿の周りがいやにスカスカな気がしませんか?
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江戸期までは鶴岡八幡宮は神仏習合によりお寺でもありました。舞殿の周囲にも多宝大塔などの寺院建築が建っていました。

しかし明治になって神仏分離令が発せられ八幡宮内の寺社建築は破棄されてしまったのです。同時に廃仏毀釈運動で鎌倉市内の多くの寺院や仏像も破壊されてしまいました。明治政府は非常にもったいないことをしたと思います。

源平池

太鼓橋を渡ると左右に源平池があります。

本殿に向かって右は源氏の池。小島が三(産)ある縁起の良い池です。池の中にある旗上弁才天社には橋で渡れます。
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向かって左は平氏の池。小島を四(死)造って平氏を呪っています。こちらにも小島があって橋で渡れますが、神社はありません。神奈川県立近代美術館のテラスや喫茶室からも素敵な眺めが楽しめます。
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2013年2月頃に池の底をさらったのでだいぶきれいになったと思います。でも、手は入れないほうがいいかも…
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鶴岡八幡宮

鎌倉武士の守護神。武門の神様ですから太平洋戦争のときに参拝していく人も多かったようです。詳しくは以下;
鶴岡八幡宮 – Wikipedia

それから境内の地図は以下にあります。フレームが使われています。八幡宮全体のトップページにはFlashが使われているみたいなのでiOSユーザーには見られないかも…
http://www.hachimangu.or.jp/about/guidance/index.html

鳩がいっぱいいます。本殿の額も「八」の文字に鳩がいます。
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